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免震構造
施工実績
免震構造
施工実績
平成28年5月1日に移転オープンした浅草病院は、地域医療を支える中核病院です。
新病院では、地震の際も診療機能を停止させることなく地域の方々を受け入れることが可能なように、災害時医療の体制整備として免震構造を採用しています。
医療法人社団哺育会 浅草病院
所在地
:
東京都台東区
施 工
:
増岡・大雄・三ッ目建設共同企業体
免震層
:
基礎免震
免震機能は、水平方向にはゆっくりと動きながら、垂直方向は建物を支え、揺れのエネルギーを吸収しながら元の位置に戻すことが求められます。
浅草病院における免震装置
■
支承 (免震アイソレーター)
:揺れを伝わりにくくし、建物を支える
<積層ゴム支承>
積層ゴムとは、「ゴム=柔らかいもの」と「鋼板=硬いもの」が交互に重なっています。
「ゴムの柔らかさ」によって、地震時に水平方向にゆっくり揺れ、地震の揺れができるだけ建物に伝わらないようにします。
<滑り支承>
柱の直下に設置されたすべり材が、特別に表面処理を施した鋼板(すべり相手材)の上を滑ることで、地震の揺れができるだけ建物に伝わらないようにします。
■
ダンパー
:建物の位置を元に戻す
アイソレーターだけではいつまでも続く揺れを止めることはできないので、ダンパーが抑える働きをします。
種類としては、粘性や鋼材などの金属の延性、摩擦の抵抗を利用した「オイルダンパー」「鋼材ダンパー」「鉛ダンパー」などがあります。
■
エキスパンションジョイント
:揺れのクリアランスを安全に確保する
免震構造建築物と他建築構造物を機能的、かつ安全に接続するエキスパンションジョイントです。
可動スペースの範囲では、エキスパンションジョイント金物が地震の動きに追従するために動きます(約50cm)。
■
設備配管
:地震の揺れからライフラインを守る
免震構造では、地震時に建物内と外で大きな相対変位が発生するため、その変位を吸収するための免震継手を配置します。
免震継手は、地震の揺れに対しての変形に追従し、配管の破損を防ぎます。
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その他の施工実績
所在地
:
東京都千代田区
施 工
:
大成・増岡共同企業体
免震層
:
中間免震
AKSビル
所在地
:
東京都千代田区
施 工
:
竹中・増岡共同企業体
免震層
:
1階床免震
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